今日の花業界！

出張帰りにふらっと知り合いの花屋さんの店に寄ってみた。今年の夏の電力使用制限により店内の照明を全てＬＥＤに変更したとか・・・確かにＬＥＤは電力消費も少ないし、熱も出さないので夏場の店内の温度は下がったとか・・・しかし、問題が発生！なんとピンク系のトルコギキョウがＬＥＤにしてから売れなくなったということでした。確かに既製品のＬＥＤのライトでピンク系のトルコギキョウを見たら色が白っぽくなり、完全にピンクが飛んでしまった様な状態。しかしパープル系の発色は良くなったとか。で、この花屋さんはＬＥＤ光（何色かありますね）を組み合わせてピンク系が良く見えるＬＥＤを特注し、付け替えていました。値段は既製品の倍以上でしたね。今までは太陽光で発色を気にして見ていましたが、これからＬＥＤが主流となるとすれば育種の際、この点も加味しながら品種選びをしていかなければならなくなりました。この店では色々なトルコギキョウの品種を買ってＬＥＤでの発色を確認したみたいですが、あるシリーズは全てＬＥＤでは色が本来の色では無くなってしまったそうです。また一つ課題が増えそうだ～

東北地方太平洋沖地震から約２週間経ちましたが、被害の爪痕は予想以上の物で未だに先が見えない状態の中、原発問題でさらに混乱を招いている状態です。

本来、このような事態が無ければ皆様に早く伝えようと思っていましたが、状況が状況だけに何時お伝えしようか迷っていました。一部の方々はご存じだと思いますが、４月１日より農林水産省・花き産業振興室に出向する事になりました。花き業界が低迷する中、何かお役に立てればと思いましたが、想定もしない天災・人災に見舞われ、さらに厳しい中での出向となりました。何とか業界を復活させるためにも努力する所存でございますので、皆様の御支援と御鞭撻の程宜しくお願い致します。

また、生産者の方々におかれましては引き続き㈱東日本板橋花きへの御出荷、宜しくお願い致します。

３月１１日の宮城県三陸沖を震源とした東北地方太平洋沖地震におきまして、被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
私も３月１１日は丁度、韓国から帰国後、茨城県に向けて車を走らせていました。首都高速の扇大橋辺りから渋滞でノロノロ運転でしたが、急に外灯と前の車やトラックが揺れだしました。そのうち治まるだろうと思っていましたが、揺れが大きくなり高速が左右に揺れだし、もはや尋常な揺れではなく、横にはトレーラが大きなロール紙を積んでいました。これはヤバイと思い、車が左右に揺れる中、前の車に追突しない程度に車を詰めました。その後、やはりそのロールは崩れだし、後ろにいた車には激突した模様。私は間一髪で免れましたが、転がってきたロールが後ろにぶつかり、多少後ろは凹みました。まさに危機一髪でした。死ぬかと思った～。

この大震災の中、花業界として協力出来ることは何か？

昨年から経済状態が非常に厳しい中、花業界も同様に非常に厳しい展開を強いられています。そのような中、最近自分自身も非常にモチベーションが下がってきているのが感じられます。では、モチベーションを上げるにはどうしたら良いのでしょうか？ある記事でモチベーションの大きさを決める公式なるものが掲載されていました。

・モチベーションの大きさを決める公式＝「(1)目標の魅力（やりたい）」×「(2)達成可能性（やれそう）」×「(3)危機感」（やらねば）

「(1)目標の魅力」とは、“自分自身がやりたいこと”、「(2)達成可能性」は“技術的・能力的にやれそうなこと”、「 (3)危機感」は“やらなくてはまずいこと”を示しています。

　3つの輪がお互いに重なりあった部分は、自分自身が「やりたいこと」であり、「技術的・能力的にもやれること」で、「やらなくてはまずいと認識していること」だといえます。

　人間はこの部分に目標がある時に最高のモチベーション状態となり、100％のエネルギーを注げます。結論から言うと、目標を設定する時には、この部分に合致するような目標にするとよいわけです。

以上のような事が書かれていましたが、まず目標設定ですが、目標設定が無いわけではありません。ただ、昨年も自分自身の目標をクリアしてきた中で、現在考えている目標設定がこのような経済状態の中で困難だと思ってしまったからなのか？目標が高すぎるのか？ と色々考えてしまうところです。まず、出来そうな目標設定を考えモチベーションを保って行きたいと思います。

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。

２００９年花業界は一体どんな展開になるのでしょうか？

本日で２００８年は終了です。今年１年この花業界は非常に厳しい状況でした。生産者の方に置かれては重油・資材・肥料などで非常に厳しい状況下の中での販売となりましたが後期高齢者問題や経済悪化を受け業務・一般消費なども減退し市場・小売り・生産者と全ての分野において厳しい販売となりました。

１年間産地会議などでは重油高騰による対策や価格への反映などが主となりましたが、原油は７月には最高値の１４７ドルが付いた後は経済危機により大暴落となり１２月には４０ドルまで下がった為、来年はこの問題は無いとしても肥料などは依然高いままのようです。産地になどでは絶対重油は下がらないと言うことからヒートポンプを急遽導入した農家さんも多いようですが原油がこれだけ下がるとどうなんでしょうか？環境問題など考えるとヒートポンプの方が良さそうですが・・・後は夏場の高温時期に冷やし、品質を上げる方向しかないのでしょうか？いずれにせよ今後何時、重油が高騰するか分からないので導入して失敗したと思わない方が良さそうです。話によると夏場など使用する場合は使いこなせるまで３年掛かるとか・・・

２００９年も現時点では更に悪くなるのでは？と言われていますが来年こそは少しでも花業界に明るい話題があればと思います。

１年間不定期更新ブログをお読み下さった方ありがとうございました。

来年も気が向いたら新たな情報を更新したいと思います。

ちなみに東京タワーも５０周年と言うことで見に言ってきましたが凄く混んでいて階段で展望台まで上ってしまいました。

私事ですが、８月２０日（水）～２３日（土）まで３年ぶりに夏に夏休みを取らさせて頂きます。休み明けからはいよいよＭＰＳ－ＧＰＡの監査が始まります。

昨日、（社）日本花き卸売市場協会の青年部（東京）のメンバーで鹿骨会が開かれました。この鹿骨会はフラワーポートの三沢社長のご厚意により、各メンバーの家族も呼んで総勢２６名でお好み焼きパーティーが行われました。一番最後に到着しましたが、なんとそこには関西より西日本花きのアニキこと白山さんまで参加していました。このように市場を超えて家族ぐるみでお付き合いできるとは非常に良いことですね～。

参加メンバーはフラワーポート・三沢社長の御家族／粕谷さんの御家族／平田さんの御家族、大田花き・北川さんの御家族／飯田橋生花・小池さんの御家族／ＴＦＣ多摩生花・蟹江さん御家族、写真には写っていませんが西日本花き・白山さん（単独です）と私の家族です。

今後もこのような家族会も続けて行きたいですね～

あまりブログを更新する気が起きず、いつの間にか年度も変わり４月になってしまいました。

本日、大田市場で社団法人日本花き卸売市場協会青年部のメンバーで４月１９日（金）～４月２７日（土）まで東京・丸の内で開催される丸の内フラワーウィークス２００８の打ち合わせが行われました。

日本花き卸売市場協でもブースの出展と模擬競りが決定しており、協賛産地やブースコンセプトの確認を行いました。日本花き卸売市場協のブースのテーマはＭｅｇａ　ｍｏｔｈｅｒ’ｓ　ｄａｙに決定し、母の日へ向けて大輪の花たちを一気に展示・提案する事になりました。また模擬ゼリの「丸の内花市場」の提供産地も愛知県・静岡県・福岡県・長野県と現在までに確定し、詳しい提供産地は明日発売の「ＴｏｋｙｏＷａｌｋｅｒ」にも掲載されるそうです。

是非、東京丸の内で産地アピールしたいと思う方は商品のご提供お待ちしております！

あのルイ・ヴィトン（Louis Vuitton）が3月13日～16日、ホワイトデーに向けて「モノグラム フラワー」を発売するそうです。白い薔薇の花びらにルイ・ヴィトンのロゴを刻んであるそうです。じょの薔薇の１本のお値段は、なんと4000円（税込）だそうです。写真を見る限りだとアバランチェかな？とするとプリント代などを考えても・・・やっぱり一流ブランドが花を販売すると価格も超一流になるんですね。

ちなみにこの「モノグラム　フラワー」は3月13日～16日に表参道店、六本木ヒルズ店、銀座並木通り店で販売されるそうでする。

ちょっくら１本買いに行ってみるかな？